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Posted by おてもやん at

♪とっておきの音楽祭♪

2014年03月27日

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みなさま ごきげんいかがでしょうか 野田和子です (*^_^*)
日一日温かさを増し、それに沿ってソメイヨシノの開花も日に日に増えてまいりました。

 そんな中、先日3月23日(日)各地ではいろんな春の催しがあっておりましたが、その一つに【第5回 オハイエくまもと とっておきの音楽祭】がございました。

 “オハイエ”とは「オハヨウ!」「イエーッ!」を組み合わせた造語で、障がいのある方ない方が一緒になって楽しむ音楽祭が2006年に初めて宮城県仙台市で開催されました。当時の県知事であった佐野史郎さんプロデュースでその様子が映画化され、スペシャル・オリンピックス発祥の地熊本での上映会のお話しがあったのをきっかけに“オハイエ くまもと”が誕生したとのことです。

 熊本では2010年から毎年【とっておきの音楽祭】が開催されています。
今年の会場は現代美術館をはじめ下通り2ヶ所、サンロード新市街、辛島公園、NTT、国際交流会館、城彩苑、そしてメインの熊本交通センター・センターコートと市街中心地8ヶ所にステージが設けられました。

 昨年私はボランティアとして城彩苑会場に参加させていただきました。
それまでこの音楽祭があることは知っておりましたが、直接会場まで出向くことはなく、初めて体感しましたこの音楽祭に大げさですが全身で感動いたしました。
 今までに様々なジャンルのコンサートなどを聴いて、心から感動したことは数知れずございますが、オハイエにおきましては更に特別な感動がございます。
それはたぶんハンディを持った方が何の計算などもなく無心にただ一生懸命、なにより音楽を楽しむその姿が聞くこちら側にストレートに伝わるからではないかと思います。とにかく楽しい♪のです。

 ご存じの方もおありと思いますが、熊本の音楽祭に第1回目からゲスト出演されている仙台市在住のダウン症の荒川知子さんという笑顔がとても可愛いリコーダー奏者がいらっしゃいますが、知子さんのリコーダーの音色は透明で澄みきっていて聞く人の耳から入って心に染み渡ります。また、あさぎり町の月足さおりさんが左手だけで奏でられるピアノの音色も素直でとても美しく心に響きます。
私の拙い文章力では表現しきれないのがとても残念ですが、みなさんの音色を聞くと感動で涙が流れます。

 今年は午前中に所用がございましたので、残念ながら開催側ではなく数ヶ所の会場を回って一般観客として参加いたしました。(正直、観客という立場もいろんな会場を見ることが出来て楽しい♪と思いました)
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今年会場で楽しむことが出来なかった方にも来年は是非足を運んで、ステージの方々と一緒に音楽を楽しんでいただけたら・・・と思います。
 余談ですが、今年の大発見がございました。下通りステージにおいて高校生男子2人組みのピアノ連弾を聞きましたが(【Les Ami Quatre Main(レザミキャトルマン)】というグループ名です)、本人たちが楽しんで演奏している“気”が会場一杯にあふれていて、聞く側全員その空気に引き込まれて一緒に楽しめたステージでした。
 優れた演奏で会場を沸かせてくれているのですが、一人の子の将来就きたい職業が『小学校の教師』というのがまた良かったです。もし実現したなら、沢山の可能性を秘めた子どもたちに『楽しみながら一生懸命生きていくんだよ!』と彼は身をもって教えてくれるのではないでしょうか。

本日もご覧頂きましてありがとうございました。
  

Posted by きもの923 at 11:30
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